GAME435
2015年11月29日 日曜日。
天候:晴れ
釣行エリア:常陸利根川・北利根川
《実釣時データ》
気温:4度→13度
水温:12.0~12.6度
風向:北西→北東
今日はゲストを迎えての釣行でした。
今週冷たい雨もあり、昨日は氷がはるほどの冷え込みとなり・・・
陸っぱりにしようかな?
という弱気にもなりましたが、予報を見るとそれほど荒れる感じもなく、気温も日中は10度を超える予報。
ボートのセッティングチェックもしたい・・・ということで、のんびり出船することにしました。
それでも朝は余裕の3度。(汗)
前日問い合わせした時点で出船予定は自分の他1艇のみでしたが、いざボートヤードに到着すると出発準備をしているボートが数艇。
皆さんシーズンオフ間近ということで気合が入っております。
今回同船するお客さんは、以前某ボート大好きスタッフの船に同船していた釣りガールさんです。
始発電車に家出娘のような物々しい装備で揺られること数時間。
遠路はるばる潮来駅まで来ていただきました。
田舎なのでそれほど電車の数が多いわけでもないんです・・・。(涙)
この時期はほんと荷物が多くなりますね。(汗)
タックル類はもとより寒さ対策の防寒着が結構かさばります。
こんな大荷物を抱えてまで釣りがしたい!という気合が入っている彼女を駅前でピックアップして準備完了!
イザ出撃です。
トレーラーに揺られてスロープまでの短い道のり。
毎回この瞬間ってワクワクが止まりません!(笑)
いつものように超絶スロープワークを堪能。
そして、こちらもいつものように超絶2ストモクモク白煙の芳しい香りを堪能しつつイザ湖面へ。
(環境対策エンジン搭載の方のキャブ2スト排ガス吸煙は、健康に対する悪影響や2スト排ガスへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。(笑))
今日の「俺的」プランを
《テーマ》
今回ボートで2回目の霞水系釣行の彼女に待望の1尾をプレゼントしたい。
常陸利根川 ブレイク・ハードボトムエリア
外浪逆浦 シャローエリア(ナサ沈周辺)
潮来前川 十二橋巡り。(笑)
今週降った冷たい雨による水温低下エリアをスパッ!と切り捨てて「ちょい深エリア」(3メートル~4メートル)にほぼ全てを賭ける乱暴なプランを練り込みました。
奇しくもに今日は霞水系に点在するマリーナさんのメンバートーナメントも開催中。
来週末もいくつか開催があるとか・・・。
寒い時期にしてはかなり多くのボートがあちらこちらに見かけられました。
ということで、一路下流へバウを向け・・・
常陸利根川 息栖大橋周辺からスタート。
到着時点で数艇が流している人気エリア。
しばし、他の船の方向を確認して隙間に入ります。
岸沿いは葦際シャローですが、そこから沖に4メートル超までの緩やかなブレイクが形成されるエリアです。
ちょうど出船したときはそれほど風がない・・・と思っていたのですが風裏マジックでした。(汗)
西寄りの冷たい風が吹き抜けるエリア。
それでもお日様が頑張ってくれているので「ちょい寒」くらいの気持ちよさ。
空の雲が風の強さを物語ります。(笑)
遠くに見える先行艇の邪魔にならないように注意しながら流していきます。
思ってたより風が強い・・・(汗)
エレキを入れていないとボートがあらぬ方向に流れてしまいます。
「こんなときにパワーポール欲しいなぁ・・・」と思ってしまうのですが、岸からこの距離ですでに水深4メートル超ですので、入れても止まらないんでしょうけど。。。
「ネコリグ主体で
前回の他船で釣りをしている彼女の釣りを見せていただきました。
いろいろな釣りに積極的に挑戦している彼女なので、バス釣りの経験としては「初心者」というわけではありませんが、どうしても各フィールドごとにいろいろな違いは出てきてしまいます。
前回見ていて思ったことは「根掛かり」の多さでした。(汗)
釣りをしていると切っても切れない「根掛かり」という悲劇。
困ったことに、バスという魚は結構こういう根掛かりしやすいポイントを好んで潜んでたりするわけです。
ある程度そのフィールドに通っている人であれば探知も出来るかもしれません。
皆さんの中にも「ここは根掛かりするんだよなぁ・・・」というピンポイントをいくつも熟知している方も多いと思います。
そういうデータがまったくない場合でも、経験上で「根掛かりそう・・・」という危険信号を感知する能力ってあると思うんです。(笑)
難しいかもしれませんが、切っても切れないこの根掛かりを少しでも回避しつつ釣りをさせてあげたい!ということで最初はあまりガチャガチャしてない「ブレイク絡みで行ったり来たりしている魚がいたらいいな♪」的な魚を手堅く狙おうという策に出てみました。
ボトム、障害物を「感じる」ことが出来れば、「躱す」=「利用する」が出来るようになります。
とは言え、「この辺からブレイクだよ」と言われても漠然と釣りをすることになってはつまらなくなりますので。
たまに目に見えるストラクチャも狙ってみたり。
とりあえず自分(だけ)2バイト。
たぶんギル・・・っぽい。(笑)
それでも「ギルがいるところにはバスもいる」理論の裏付けが取れたので折り返して復路。
途中で他のボーターさんとすれ違うときにご挨拶と情報交換。
互いの健闘を祈りつつエリア入れ替わりをして攻めるも真っ白な灰になり・・・
移動!
淀川!!。(違)
せっかく頑張ってくれてるというのに・・・
ハガユイヨー!
なんだろう・・・精神的ダメージがでかくて世界が霞んで見える。(笑)
早くも本命エリア撃沈です。
やたらと鳥の鳴き声がする・・・
写真では見えにくいのですが、川の真ん中くらいにカワウ他の水鳥の群れがありました。
「何かベイトか?」としばらく眺めていると・・・
レンギョがドーン!
まるでマグロの捕食シーンのごとく飛んでました。(汗)
もうレンギョが群れなして右往左往しているのか・・・。
願わくは、あの辺を躱して通過したい・・・と思っていましたが、移動中不注意から大量のカワウプカプカエリアに突入してしまいヒッチコックの「鳥」状態で軽く恐怖しつつ・・・
次はここです。
外浪逆浦 NASA沈
アメリアっぽい記載にしてみました。
別に深い意味はありません。
ここも大場所で有名ポイントです。
遠くに見える工業地帯の煙突の煙からも分かるように、ちょっと風が強くなりつつあります。
ギリギリ風をブロック出来るエリアです。
恐らくは今日何艇ものバスボートが出入りを繰り返しているエリアでしょうけど頑張りました。
身振り手振りで「その辺にこんな感じで沈船があるからね」と説明。
切り捨てたはずのシャローエリア。
しかも結構な確率の根掛かりしやすいエリアなので、出来ることなら来たくなかったエリアですが、すでに俺的プラン崩壊劇は始まってしまいっているので勢いです。(笑)
やんわりと(恐る恐る)沈船横を流して行きます。
DSを入れている彼女が「???」となっています。
正直「やばい・・・やっぱり根掛かりしてる???(汗)」と思っていましたが、その後・・・
彼女の落胆と共に根掛ることなくすんなりリグは手元に・・・。
誰もが通る試練の道!
根掛かりかと思ってたら魚でしたパターン。
彼女の中では疑心暗鬼モードMAXだったようです。
根掛かりなのか、バイトなのか・・・手元に伝わる違和感。
回収した針には、明らかに咥えていて離した様子が・・・。
疑わしきものはフッキングせよ!とよく言いますが、これは根掛かりへの最短ショートカットでもあります。(笑)
彼女に罪はないのです!
自分でも未だに「まじかよ・・・魚だったよ」ということはたまにあります。
この勝負はどうやら「魚」の勝ちということにしましょう。
勿体無いですが、魚が一枚上手だったのです。
そういうことにしましょう・・・
そうしましょう!(笑)
結構わかりやすいストラクチャーなので、ボトムの感じ方等の勉強になっていただけたら幸いです。
個人的には根掛かりしそう危険信号は取りやすいと思っているポイントなので。
それでも油断しているとたまに食われたりしますけど・・・。(汗)
この時点でお昼過ぎ。。。
自分たちが流している間にも何艇か来ては「あぁ、入られてるよ~><」とUターンしていきます。
あまり長居していてもみんなに迷惑かな・・・と昼食ついでに今日の
いつもの前川沿いにある「和源」さん到着。
バスボートで店先まで乗り付けられるのは本当にありがたいです。
一応護岸にタイヤは打ってありますが、念のためフェンダーを入れると尚安心です。
特にこれから寒い時期に釣りをする場合、暖かいお昼が食べられるしあわせは格別。
お店も新しく、トイレも男女別になっていてとても綺麗です。
相変わらず目移りするくらいのオススメメニューの中から、自分は豪華にコチラをチョイス。
さしみ盛り合わせ(まぐろ・ひらめ)とカキフライ・もつ煮込み定食@1,150円(だったはず)
安心してください。
ちゃんとご飯は大盛りにしてもらいましたよ。
この時、目の前のごちそうに目がくらみ・・・
あることをすっかり忘れていました。
満腹感からくる午後釣りgdgdトラップ発動
前回もお昼ご飯を食べてからマッタリしてしまい、釣りへのモチベーションが激落ちしました。
なんというか・・・ものすごくホッとしてしまうんですよね。(笑)
暖かいお店の中でおいしいご飯をいただいて眠くなるのであります。
ちなみに彼女は天ぷらうどんを注文してました。
写真は撮ってませんが、自分が想像していた天ぷらうどん(うどんにえび天が2本とか乗ってくるタイプ)ではなく、天ぷら盛り合わせが別盛りされるタイプでした。
結構ボリュームあっていいかも。(笑)
昼食も終わり・・・
やられました、トラップ発動です。(笑)
とりあえず、前回反応のあった橋下のストラクチャーまでのんびりと遡上します。
はい、、、すっかりマッタリしていましたので写真撮影はご遠慮しております。
風景はこんな感じです。(使い回し)
ひたすら岸際をフリップしていく作戦・・・ギルでも居てくれたらラッキーだと思いつつ流しますが、ギルバイトはおろか陸っぱりの人の姿すらなし。
もう、そんな季節になってしまったんでしょうか。
それより、ちょっとショックだったのは・・・
前川が
一番
水温が
低い。(笑)
どこにいっても水温12度。
風が絶妙に回りこみ、風を避けてのんびり流せるかと思っていたのに川筋に吹き抜ける風向きに。。。
そのうち十二橋巡りの船が行き来するようになり、すぐ横を徐行と呼ぶにはちょっと速いんじゃないか?と思えるローカル徐行速度で普通に通過。
いつもですが、近距離で食らうサッパ舟の曳き波はちょっとドキドキします。(笑)
もうちょっとゆっくり走ったほうがお客さんも眺める時間が出来ていいんじゃないかな?と思うんですけどね。
生活音だけが聞こえる前川。
結構中まで入ると民家の目と鼻の先を通過することになります。
割りと護岸も整備されて、陸っぱりの人も多いエリアでもあります。
本当は自分もエンジンで徐行したいところなんのですが、そこは生活音だけが聞こえてきます。
「日曜日の昼下がり」の静寂をエンジン音で台無しにしてしまっては気の毒です。
と、、、いつもエレキでサイレントに走行しております。(笑)
もっと寒くなってから、またお邪魔しますよ十二橋巡り。
きっと水温高いパラダイスがあるはず!と信じて。(笑)
その後、北利根川へ戻り外浪逆浦へ。
時計を見ると14時過ぎ。
「最後にトンボ公園を遊覧して帰ろうか」ということにして下流方向へ爆走!
したかったのですが、そこは日曜日の昼下がり。
地元高校のレガッタも練習中だったり他のプレジャーボートの往来も多かったりしてちょっと渋滞気味で時間ロス。(汗)
結局そのまま帰着しました。
後片付けをして・・・
お疲れ様でした!
早目に帰ってきたはずですが、すでにボートヤードには先に出船していた皆さんが後片付けをしておりました。
皆さんそれなりに魚に触れたらしく羨ましさMAXですよ。
詳細を聞いてみると・・・
自分がバッサリ切り捨てたエリア。
しかもシャローで高反応だったとのこと。(滝汗)
まじかー・・・
一気に冷え込んだことと、水温低下に目を取られていましたが、水の中は実際アレですね。
まだまだ秋を引きずってそうです。
人間の季節感よりずっと先行している時もあれば、ずっと遅延していることもあるんですよね。
反省すべきポイントも多々ありましたが・・・
マイゲームを貫き通した1日。
我が釣行に一片の悔い無し!(嘘)
釣れても釣れなくても・・・
楽しかったらイイんです。(笑)
これからの季節は極寒地獄での釣りになるため楽しさを追求するのが難しくなってきたりしますが、自分の場合は前記したように「釣れても釣れなくても」=「楽しさ優先」です。
それは・・・釣れてくれたほうが楽しいに越したことはありませんが。(笑)
慌ただしく過ぎた日曜日。
一日お疲れ様でした!
本日同船してくれた彼女ですが・・・
自分のヘタレっぷりの巻き添えでノーフィッシュを食らってしまったにも関わらず、来年の乗船ご予約いただきました。(笑)
それまでには、こちらも頑張って勉強しておきますね。
12月・1月と修行モードに突入します。
特に「1年で一番寒い」と言われる2月いっぱいはドMアングラー歓喜の季節・・・(汗)。
陸っぱりの方が釣れやすい(釣りやすい)と言われたりします。
ノーフィッシュ上等!
それでも同船したい!という勇者の皆さんはご連絡ください。(笑)
では、日曜日お疲れ様でした!
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